こんにちは、とっしーです。
今回は「ダメ上司が部下を育てられない理由3選」を解説します。
「部下を育てるために、やってはいけないことはなんだろう。」
「まずは気をつけることからはじめたい。」
という方向け内容です。
本記事で解説する内容は次の2点です。
本記事の内容
- 上司として気をつけるべき部下への振る舞いが分かる
- 今日から使える部下との交流方法がわかる
上記2点を解説します。
補足:デキる部下を育てる手順について
本記事では部下を育てる手順ではなく、上司としてやってはいけない振る舞いと、今日からできる部下との交流方法について解説しています。その理由は、上司としての振る舞いを正すことで、育成ノウハウの効果が高まるから。
本記事とあわせてデキる部下を育てる4つの手順とコツ!【失敗しない部下の育て方】をご覧ください。
ダメ上司が部下を育てられない理由3選
今回紹介する3選は、特に部下に影響を与えるものをご紹介します。
ダメ上司が部下を育てられない理由3選
- 言葉が否定的
- 人のせいにする
- 常に忙しそうな上司
上記3つを解説します。
何が部下に影響するのか細かく解説します。参考にしてみてください。
言葉が否定的
日常から言葉が否定的だと部下の思考は停止します。
具体的には下記のとおり。
- 〇〇してはダメ!
関西→〇〇したらあかん!
やってはいけないという思考を部下に植え付けてしまいます。知らず知らずに人の行動を制限している言葉だと認識してください。
- 〇〇しなくてはダメ!
関西→〇〇しないとあかん!
しなければならないという思考を植え付けます。正解はコレだから他のやり方をしてはいけませんという認識となる。
- だから君はダメなんだ!
関西→だから(君は)あかんねん!
これは相手がダメになる催眠術のようなもの。
この一言で、人の人生を変えてしまいます。
「自分はダメなんだ!」と自己洗脳がかかってしまい自信が持てなくなってしまします。
※トンネルで例えると
①○○してはダメは「壁や天井」。
②○○しなくてはダメは「道」だと思ってください。
ダメで固められた壁や天井に囲まれ、進まなければならない道だけを歩むことになります。
③の人格否定で先にある出口も自信が持てず正解なのかわからない。
だから、考えて行動することができなくなってしまう。
周囲の話し方に耳を傾けてみると、日頃から否定語を使うクセがる人は非常に多いです。
否定的な言葉を使って仕事を教えることで、「こうしなければならない。」という思考で行動するので、臨機応変さにかけてしまいます。
人のせいにする
ダメな上司は基本的に共通しています。
その思考は以下の通り
- 部下が言うことを聞かない・自分は悪くない
- 仕事を覚えられない部下は努力がたりない
- 離職率は退職者が悪い
上記のような思考をした上司は多くこれでは部下が育ちません。
相手は自分を写す鏡。自分が人のせいにしている間は、部下はあなたのせいにしています。
部下の気持ちは
「上司が自分勝手だから、私も自由にしよう」
「自分がしごとができないのはしっかり教えてくれない上司の責任だ」
「上司や先輩の人間性がイヤ、退職しよう」
と、感じているのです。
まず、自分が変わらなければ環境は改善されません。
常に忙しそうな上司
バタバタしている上司の特徴は
- 忙しいオーラがでている
- 話しかけづらい
- 機嫌が悪く見える
「忙しいことが何がいけないの?」
ズバリいいます。部下があなたに話しかけづらいからです。
例えば、質問したいと感じている部下がいます。
でも、あなたがいつでも忙しそうにしていると話しかけづらいものです。ときには不機嫌に見えることもあれば、質問や相談ができなくなってしまいます。
もうひとつデメリットがあります。
それは、部下とのコミュニケーションが図れないこと。交流があるということは部下のことをよく知る機会が増えるということ。
だから、部下を観察するだけで「今日は元気がないな。」「仕事で悩んでいるな。」と察知することができ、気にかける時間が取れるようになります。
部下から一目を置かれる方法
部下を育てられない理由の3つは簡単に解決できます。
その方法は
- 肯定後を使う
- 自分どうしていたら良くなっていたのかを考える
- 暇な時間を作る
上記3つを解説します。
肯定後を使う
結論、YES言葉を使うべき。
その理由は、裁量の答えを探すようになるからです。
言葉の例は次のとおり。
- 否定語をつかわない
- 〇〇すると良い
- AよりBが良い