こんにちは、とっしーです。
この記事は、こっそり練習して守備でライバルに差をつけたい人向け
「一人でできる守備練習ってどんなのがあるかな?」
「家でできることってポジションごとで違うよね?」
「さすがに家で軟球や硬球は使えないよな」
上記の悩みを解決します。
このブログを書く僕は
野球が好きすぎて、家に帰ると友達を遊ぶより一人野球をしている日の方が多かったので、一人練習は特技と言えます。
そんな僕の練習方法も初公開しますね。
雨の日は家で練習して、何度も怒られた記憶が懐かしく思います。
現在35歳。
今でも同じことをしていることは内緒にしてくださいね。
本記事では
- 一人でできる守備練習方法5選
- 全ポジション対応 究極の家内練習法
- 家で公式球を使う時の注意点
上記の3つを解説します。
記事の信頼性
小中高卒業後
独立リーグ 1年所属
3番ピッチャー、ショートで出場
投手ではMAX143kmを計測
その後
野球教室歴 4年
指導生徒数300人超え
少年野球コーチ3年
と、野球経験は長く、全ポジションを経験してきたのでそれなりに信頼できるものだと思います。
一人でできる究極の守備練習方法5選
屋外でできる練習方法をまとめてみました。
ただ大量の方法をお伝えする内容ではありません。
僕が実際に試してみて、
「今思えば人より特化したスキルはこの練習が効果的だったんだなー」
という方法だけを厳選しました。
内容は下記のとおり
- 壁当て
- フライ投げ
- ゴロ捕球の入り方練習
- ひたすら指先の上でボールを動かす
- グラブの上でボールを動かす
上記の5つの得られるスキル付きで解説します。
壁当て
一人練習では屋外最強の練習方法です。
なぜなら一人で試合ができちゃうところとか、ファインプレーの練習ができるところとか、すべて自分の思い通りにできるからですね。
壁当てのやり方を紹介します
- ボールを壁に向かって投げる
- 帰ってきたボールを捕る
基本はこれだけでOKです。
少し上級者になると
想像力をフルに働かせることができます。
例えば
- 舞台はプロ野球
- 自分はエースで投げては160キロ
- 打ってはホームラン王を争う選手(自分はいなくてもOK)
- チームは巨人 相手チームは阪神
- 今日は9番投手で出場
- 他の選手は実在のプロ野球選手
↑が設定です。
上記の設定が完了したら、試合を開始する。
- ピッチャーが投げる(カウントを数える)
- バッターが打つ
- 守備をする
- 選手は全部モノマネする
- 実況する
こんな感じです。
モノマネするとかなり技術向上が見込めます。
(形態模写は自分の体の動かし方をおぼえるので)
ゲームやアニメ、漫画のような世界で壁当てをすると、僕はあきませんでした。
壁当てで身につくスキル
スローイング技術
- コントロール
- 投球フォーム
-
変化球の投げ方
ゴロの捕球技術
- バウンド感覚
-
捕球の姿勢
ハンドリング
- ショートバウンド
-
ハーフバウンド
形態模写(モノマネ)
- 投げるフォーム
- 捕球のフォーム
- 思い通りに体を動かす能力
壁当てにはバッティング以外の全能力向上が見込めます。
一人練習では絶対取り入れたいメニューですね。
フライ捕球
フライの捕球で大切なことは落下点に入ることです。
後ろに下がるか、前に出るかの見極めがポイントになります。
落下点に入る練習には2種類の方法があるので紹介します。
フライ捕球のやりかた
基本的にはボールを高く投げる
捕るでOKです。
ポイント
- ノーバウンド捕球
- ワンバンド捕球
2つが効果的。
ノーバウンド捕球はフライを捕るだけでいいです。
ワンバウンド捕球は、自分の1m前でワンバウンドさせる。
2m前でバウンドさせる。
このように思ったところでバウンドさせることができれば、落下地点に入る能力が格段に向上します。
身につくスキル
- 落下点に入る感覚
- フライの捕球感覚
ゴロ捕球の入り方
ゴロ捕球に大切なのはバウンドを合わせることです。
バウンドを合わせるためには、自分が捕球ポイントに行くまでの動きが最も大切です。
ゴロ捕球の入り方練習のやりかた
- スタートラインを決める(A地点)
- 捕球ポイントにボール置く(B地点)
- AとBの中間でボール2個分右側にボールを置く
- 中間のボールの外側を通って捕球する
上記のとおりです。
注意点
大きく右側にいく選手がいますが間違いです。
自分の左耳、もしくは左肩くらいにラインを合わせてください。
身につくスキル
ゴロ捕球の時のライン取り
「ゴロを捕るときは、正面からでなく右側から入る」
と言われますが、その理由はわかりますか?
答えはボールの見え方にあります。
正面から見るより横から見た方が情報量が多いです。
極論ですが、横から見ると
- ボールの速度がわかりやすい
- ワンバウンドごとの進む距離がわかりやすい
- バウンドの高さがわかりやすい
目に見える情報を処理しやすいから、少し右側から入る理由です。
もうひとつが、送球のしやすさです。
野球は基本的に、ゴロは一塁に送球します。(内野の場合)
右から入って左に送球する方がスムーズな動作ができますよね。
この動作を繰り返して感覚的にラインを取れるように練習しよう。
ひたすら指先の上でボールを動かす
ボールを投げる上で大切なことは、ボールのことを手が知っていることです。
何をいっているのかわからないと思いますので、これから解説します。
あまり目立つスキルではないですが、内野手や外野手が求められるのは素早い握り変えです。
グラブから手にボールを持ち替えたとき、感覚でボールのどこを握っているのかわかる必要があります。
なぜなら、縫い目が指にかかっていなければ送球の精度が下がってしまうからです。
具体的には
捕ってから素早いスローイングが求められるときです。
- ダブルプレー
-
バックホーム
外野手
- 三塁送球
-
バックホーム
キャッチャー
- 盗塁
内野手
上記のとき、送球が外れたり、暴投したり、握り変えに時間がかかったりすることで相手に得点を与えてしまいます。
指の上でボールを転がすだけで、指先がボールの感覚を覚えます。
サッカーマンガの名作キャプテン翼の主人公、大空翼くんの名言
「ボールは友達」
まさに友達になることで、指先とボールに一体感を得られます。
間一髪のプレーで、無意識にボールを最高の形で握ることができ、「ここしかない!」という送球でアウトにできますよ。
投手で得られる効果は
- 変化球を操ることができる
- ボールのキレを出すことができる
僕は投げられる変化球は
ストレート、カットボール、スライダー、カーブ、ドロップ、フォーク、縦スライダー、ナックル、パーム、シュートの10種類です。(試合で使わないものも含む)
これができるようになったのは、ボールを触らない日がなかった体と確信しています。
なぜなら、ボールに回転をかける遊びをしたり、手の中で転がすことで、指がボールの扱いに長けたからです。
ボールのことを知れば知るほど、投手は成長できます。
投げ過ぎには注意が必要ですが、触るだけなら怪我もしませんし超オススメの練習方法です。
グラブの上でボールを動かす
グラブの扱い方を覚えるには、グラブの中でボール遊びをすること。
投げ捕るだけでもいいし、転がすだけでもOKです。
グラブとの一体化を得るためには、グラブの扱いに慣れることです。
ゴロを捕る、キャッチボールをするだけでは細かいグラブ捌きは身につきません。
内野手は、グラブの土手からネットの先まで使います。
グラブの上でボールを動かすことで、それぞれの部位でボールはどんな動きをするのか?
そのときのグラブの感触はどんなものなのか?
こうした情報を知ることで、グラブの扱いは向上します。
指とボールの関係と同じで、グラブとボール、そして指の一体化を得ることが目的です。
グラブもボールも体の一部のように見える選手は、何気ないプレーが人の目を奪います。
こうした地味な行動が結びついていくものですね。
全ポジション対応 究極の家内練習法
雨の日の練習、夜の練習で究極なのがコレ。
天井に向かってボールを投げる
です。
壁当てのような効果が得られます。
やりかたは
- 壁に足をつく
- ステップも入れてボールを投げる
- 捕る
と簡単です。
工夫としては(怒られたらごめんなさい)
- 壁にボールをバウンドさせるとゴロ
- 天井に変化球を投げて当てると軌道が変わる(変化球)
- グラブをスイングし背面にあてどりして打者を再現
- ショートバウンドやハーフバウンドの練習もできる
- プロ選手のモノマネをする
などがあります。
想像力を使えば、小学生〜プロの世界までずっと遊んでられるので最強です。
ちなみに、僕は35歳になりましたがほぼ毎日やってます。実況付きでやってることは内緒にしてください。
家で公式球を使う時の注意点
家で軟球や硬球を使うには注意が必要です。
おそらく、天井に向かってボールを投げるくらいしかできないでしょう。
当たり前ですが注意点を紹介しますね
- 天井にボールを当てるといつか穴が開く
- ボールを当てたところにボールマークがつく
- ふすまに当てるとすぐに穴が開く
- 親にめっちゃ怒られる
こんな感じです。
オススメは、軟球かゴムボールです。
僕は天井に穴を開けて、親にめっちゃ怒られた記憶があります。
こりずにやり続けましたが…
今息子にもスポンジボールや、穴あきボールなら家の壁当てOKと言っています。
家が壊れない程度であれば許してもらえると思うので、相談してみてくださいね。
僕のブログでは初心者から取り入れられる練習方法や、上達に欠かせない練習方法などを公開しています。
【守備指導編】少年野球教え方のコツ3選!
は、本記事と一緒に読むと効果2倍なのでご覧ください。