こんにちは、とっしーです。
この記事は
褒められるようになりたい人向け
「褒めようと思っても、褒めるところが見つからない。」
「何を褒めていいのか分からない。」
「どんな褒め方があるのか知りたいな。」
こんな悩みを解決します。
本記事では
上記3つを身につけることができます。
部下を褒めるコツは褒めないこと
部下を褒めようと思っても、なかなか思うような成果を出してもらえないもの。だから褒めるのを止めてみましょう。
その理由は
結論、褒められないことばかりが目立ち、「褒めるなんて無理だ!」となってしまいます。
「じゃあ、褒め方のコツとは何なんですか?」
その答えは
承認すること
です。
相手の存在そのものを認めること。
相手の性格、思考や行動などを受け入れ、尊重すること。
承認法をマスターすれば褒めることができなくても、実質褒めていることと同じ効果を得ることができます。
いや、褒める機会の少なさを考えると、部下視点では倍以上の嬉しさを感じられるようになるテクニックです。
褒められたと感じる回数が増えるメリットは
とこんな感じです。
「褒めようと何を褒めていいか分からない。承認すると言ってもどのようにしたらいいか分からない。」という人も多いと思うので、次の章で例をあげて詳しく解説しますね。
「褒める」と「承認」の違い
褒めると承認の大きな違いは、評価基準の差にあります。
褒めるときは、合格基準に達したときにはじめてできる行為だから。
一方で、承認は合格基準に達していなくてもできる行為なのです。
具体例をあげると下記のとおり
例:テストで90点以上を取る約束して、80点だった場合
あなたなら褒めることができますか?
「90点を取れなかったのは、勉強が足りなかったんじゃないの?」
と褒めることができない人は多いはず。今回は勉強を例にあげていますが、仕事だったら、抜け漏れがある状態だと認識してくだい。
結果を見て、達成できていなければ褒めることは難しいですよね。
多くの人は、この状況に悩んでいます。
では、承認だったらどうなるのか。
「点数は目標に達していないけど、毎日○時間勉強したことはすごくえらいことだと思う。80点もいい点数だけど、今度はあと1時間多く勉強したら達成できるんじゃないか。」
と、努力をした行動を認めることをしています。例え70点だったとしても、勉強をした時間そのものを認めることはできるのです。
認める=その過程や努力を認めること
分かりやすい違いは上記の2つ
褒めようとするとどうしてもハードルが上がってしまいます。しかもハードルの高さは部下が設定するものではなく上司が設定するもの。
そのハードル簡単に飛び越える人はほんの一握り。9割の人は飛び越えられません。
ダメ出しが増えることで、部下は自信を持つことができなくなり、「自分にはこの仕事は向いていない。この上司の下では働けない。」
とやる気が低下し退職に至ってしまいます。
承認するコツ
承認するコツは「あなたがやって当たり前と思っていることでも、いいねを伝える。」こと。
例えば
と、些細なことを承認することで部下はやる気をもてるようになります。
「本当かどうかも分からないことを、いちいち認めていたら嘘をついたりする人も出てきますよね?本当にそれでいいのか?」
普通不安になりますよね。
よく考えてみてください。
あなたは「素晴らしいね、それならすぐにできるようになるよ。」
と言ってくれる上司に
「この仕事について1時間学んできました。」と、いつまでもできない姿を見せ続けることができますか?
おそらく無理だと思います。
だから信じて見守っても、問題はありません。
人は相手から認められる回数が多ければ、その人に好意を持つようになります。
だから「認めてくれる人の期待に応えよう!」
と、本当に努力をするようになります。
褒める行為が難しいと感じたら
「ちょっとした相手の良い行動にイイね」を押しましょう。
声に出して伝えることを忘れずに。
本記事とあわせて
ダメ上司が部下を育てられない理由3選
を読むと効果的。
ぜひご覧ください。
今日は
部下を褒めるコツは褒めないこと
褒めると承認の違い
承認するコツ
について解説しました。
本気で人材育成に力を入れたいという人は
デキる部下を育てる4つの手順とコツ!【失敗しない部下の育て方】
も参考にしてみてください。
それではまた。