こんにちは、とっしーです。
この記事は
人を惹きつけるキャプテンを目指したい人向け
「野球でキャプテンに選ばれたけど自信がない。」
「キャプテンとして必要なスキルはなに?」
「やるからには、強いチームを作りたいな!」
こんな悩みにお答えします。
キャプテンに任命されれば最初は誰でも不安になります。
1年間チームを引っ張ることは大変ですよね。
ですがその分やりがいも多く、キャプテンとして上手くチームを率いることができれば全国大会に出場することもできるでしょう。
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、リーダーの存在はそれほどチームに影響します。
リーダーの資質には、野球の実力はほとんど関係ありません!
野球の技術に自信が持てなくても安心して読んでください。
本記事の内容は
- 人を惹きつけるキャプテンの資質3選
- リーダーとして身につけるべきスキル
- 強いチームを作る!最初にやるべきキャプテンの仕事
上記3つを解説します。
記事の信頼性
コーチングを通し、心理学を学んできました。
コーチング関連の書籍は30冊以上を購読
前会社の社内コンテストにコーチとして参加
史上初の3連覇を達成
人材育成セミナー登壇 1回
野球教室歴 4年
指導生徒数300人超え
少年野球コーチ3年
と、現役でコーチをしています。
僕自身も
小・中学生 副キャプテン
独立リーグ 1年所属 副キャプテン
3番ピッチャー、ショートで出場
投手ではMAX143kmを計測
と、野球経験は長く、全ポジションを経験してきたのでそれなりに信頼できるものだと思います。
人を惹きつけるリーダーの資質3選
人を惹きつけるリーダーは、努力次第で誰にでもなれます。
なぜなら、失敗から学ぶことで素晴らしいリーダーへと成長する人もいるからです。
そこで、人を惹きつけるリーダーに必要な資質をまとめてみました。
内容は次の通り
- リーダーの資質①:人を全力で応援できる
- リーダーの資質②:スーパーポジティブ
- リーダーの資質③:真摯×紳士であること
上記の3つを解説します。
リーダーの資質①:人を全力で応援できる
自ら全力で人の応援できる人は惹きつけられるリーダーです。
人は、リーダーから応援され続けると、「めちゃめちゃ」やる気がでるからです。
具体的には
- 夢や目標を馬鹿にせずに応援してくれる
- 辛い時に1番背中を押してくれる
- 野球でもプライベートのことでも応援してくれる
こんな感じです。
「人を応援することでどんなメリットがあるの?」
と、疑問を持つ人もいるかもしれないので、説明しますね。
結論、応援されるキャプテンの指示なら聞いてくれるからです。
普段から自分のことしか考えていないキャプテンなら、最初は協力してくれても徐々に減ってしまいます。
それではチームはまとまらないです。
協力者を増やすにはどうすればいいのか。
それは、自分から他人を全力で応援することです。
心理学的にも、人から応援されるとその人を応援したくなると言われています。
応援してくれると言うことは、協力者が増えると言うこと。
練習でも両力してくれる人が多いとスムーズになりますよね。
さらに、こんな効果も期待できます。
その効果は、応援できる人が増えることでチームが強くなっていくというもの。
なぜなら、人は応援されるとその期待に応えようとパフォーマンスが向上するからです。
※これをピグマリオン効果といいます
お互いに応援し、認め合うことでチーム力は高まります。
こうしたチームを作るには、キャプテンが一歩目を踏み出す必要があります。
仲間に自分のことを全力で応援してくれる人がいるとすごく心強いですよね。
互いに応援できるチームを作りましょう。
リーダーの資質②:スーパーポジティブ
僕が思うポジティブは
”前向きな解決方を提案してくれる人”です。
こうした人が近くにいると「自分ならやり遂げられる」と本気で思うことができるからです。
人の脳は
できると思いこめば高確率で達成できます。
逆に、できないと思うことはだいたい失敗します。
例えば
-
調子が良いとき
「どんな投手でも打てる。今日は調子がいい」
と、いい結果がイメージができるときは、本当に達成できることが多い。 -
調子が悪いとき
「最近打てていない、だから打てる気がしない。」
悪いイメージがわくときは、脳裏によぎった最悪の結果となってしまいます。
人の脳は
- 良いイメージの時=ポジティブ脳
- 悪いイメージの時=ネガティブ脳
この2種類があり、脳の活用の仕方で結果が大きく変わってしまします。
では、ネガティヴ脳になりそうなときどうすべきなのか?
答えは簡単!
「それは良いことだ!なぜなら○○だから」とポジティブな解決法を導く質問をすること
つまり、悪いことがあっても
解決策を導き出すフィルター
を通すことでポジティブ脳へと変換できます。
とはいえ、人をポジティブにすることは難しいので、まずは自分からポジティブになろう。
そして、前向きな提案をできるようにしていくことがオススメです。
相手をポジティブを伝染させられる、スーパーポジティブになりましょう。
リーダーの資質③:真摯×紳士であること
人を惹きつけるリーダーのが最も必要な資質は「真摯×紳士である」こと。
具体的には下記のとおり
- ポイント①:誰にでも礼節をもって接する
- ポイント②:マナーに長けている
- ポイント③:誠実で真心がこもった人格者である
聞くだけで素晴らしい人ですよね。
それぞれを解説していきます。
誰にでも礼節をもって接する
「親しき中にも礼儀あり」という言葉があります。
素晴らしいリーダには、指導者だけでなく、チームメイトにも礼儀を持って接する人格者です。
後輩にも、先輩風を吹かせるのではなく相手を尊重する気持ちを忘れてはいけません。
マナーに長けている
あなたは周囲の人から見られています。
マナーの悪い先輩を後輩が見たらどう思うでしょうか?
そんな先輩を尊敬することはできませんよね。
だからこそマナーを持って行動し、人と接するようにしましょう。
例えば
- グラウンドでのマナーを守る
- 人に迷惑をかけない
- 他人の悪口を言わない など
応援できる、ポジティブというのは
あくまで、真摯的な人間性の土台があって光り輝くものです。
どんなことにも誠実なかっこいい人でなければ、人は惹きつけられません。
誠実で真心がこもった人格者である
「人は何を言われるか?ではなく、誰から言われるか!」が大切です。
”誰から”にが”あなた”になるように人間性を磨きましょう。
嫌いで現れる心理の例
-
先輩なら…
この人嫌いだ=言われたくない
この先輩の言うことはめんどくさいな… -
キャプテンなら…
この人嫌いだ=言うこと聞かない
この人、本当に口だけだよな…
好きで現れる心理
-
先輩なら…
この先輩はいつも親身に教えてくれる
だから期待に応えよう! -
キャプテンなら…
いつも頑張ってくれているし信用できる
話を聞いて、協力しよう!
と、同じことを言ったとしても、相手の捉え方は大きく変わります。
もう一度言います。
「人は何を言われるか?ではない。誰から言われるか!」が大切
誠実さをもち、真心がこもって接するようにしましょう。
そして、相手にとって大切な「WHO」を手に入れてください。
リーダーとして身につけるべき4つのスキル
リーダーには相手を成長させる力が必要です。
これは、教えるという能力ではなく、あなたに関わることで成長できるという能力です。
具体的なスキルは下記の通り
- スキル①:傾聴法
- スキル②:肯定語会話術(否定語を使わない)
- スキル③:褒める技術と承認法
- スキル④:役割を任せる技術
この4つのスキルはあった方がいいです。
それぞれの詳細を書くと、とんでもなく長くなってしまいます。
ですので、リンク付きでまとめました。
スキル①:傾聴法
相手が話すことが楽しくなる話の聞き方です。
あいづちや反応の取り方で、好感度が最大40%もアップすることが実験で証明されています。
読むだけでスキルが身に付く方法は▼
部下との信頼関係を築く話の聞き方5選【コレであなたも聞き上手!究極傾聴法】
をご覧ください。
スキル②:肯定語会話術(否定語を使わない)
否定語を使う人は、立派なリーダーにはなれません。
人の脳は否定語を聞くだけで、自分を否定してしまいます。
なぜなら脳は、一人称でしか話を聞くことができないからです。
では、肯定語の会話術がわかります。
脳科学的にどのような会話が能力を引き出すのかを解説しています。
スキル③:褒める技術と承認法
褒めることが難しければ、承認法を使いましょう。
人は認められることで、信頼関係が深まります。
承認法は、一流のリーダーしか知らない最強テクニックです。
詳しくは
部下を褒めるコツは褒めないこと
をご覧ください。
スキル④:役割を任せる技術
野球でもチームメイトにお願いしたいことはありますよね。
どういう風に頼めば、心良く引き受けてくれるのかを解説しています。
同級生だから、後輩だからと軽く頼んではいませんか?
デキる部下を育てる4つの手順とコツ!【失敗しない部下の育て方】
では相手の気持ちも詳細に解説しています。
繰り返しになりますが
人を惹きつけるリーダーは周囲を成長させる能力が必要です。
- スキル①:傾聴法
- スキル②:肯定語会話術(否定語を使わない)
- スキル③:褒める技術と承認法
- スキル④:役割を任せる技術
上記の4つのスキルを身につけよう。
強いチームを作る!最初にやるべきキャプテンの仕事
強いチームを作るには、副キャプテンをはじめとした協力者が重要です。
その理由は、チームマネジメントをするには1人ではできないからです。
そこで、最初にすべきことは副キャプテンに自分の考え方を知ってもらうことから始めましょう。
話す内容は
- ポイント①:どのようなチームにしたいのか
- ポイント②:チームで守るべきルール
- ポイント③:具体的な目標
最低上記3つでOKです。
ポイント①:どのようなチームにしたいのか
キャプテンと副キャプテンの方針を照らし合わせることは重要です。
なぜなら、強いチームを作りたいキャプテン、楽しいチームを作りたい副キャプテンであれば、方向性が違うからです。
このすれ違いは、他のチームメイトに迷いを与えるので、すり合わせが重要になります。
話し合いの注意点
- お互いの意見を聞く
- 意見を足して答えを出す→例:強い+楽しいチーム
- 全員が意見する
上記の3つは守って話し合いましょう。
ポイント②:チームで守るべきルール
適切な数のルールはチーム力を引き上げます。
しかし、そのルールは成長できるものだけにしましょう。
例をあげると
- 否定語の禁止(悪口、汚い言葉など)
- 1日3回人を応援する(褒める・認めるも含む)
- あいさつは大きな声でする
こんな感じでOKです。
上記のような決まり事なら、会話の内容も、雰囲気も素晴らしいチームが想像できますよね。
窮屈になるものではなく、のびのびできるものオススメします。
注意点は
- チームメイト全員に伝えること
- ルールの数が多過ぎないこと(3つまでが目安)
この2つだけです。
決め事を考えるときは
強く+楽しいチームを作るにはどうしたらいいか?
(注:理想のチーム像で考えてくださいね。)
と質問すると効果的ですよ。
ポイント③:具体的な目標
チーム目標を決めることはチーム全体の指揮があがります。
だから、目標は絶対に決めるべき。
コツは数字などを用いること。
例えば
- 5回優勝する
- 県大会に出場する
- 全国大会に出場する
- 〇〇の大会で優勝する
こんな感じです。
具体的な目標を持つことで、選手全員が同じ方向を向いて練習に取り組むことができます。
さらに、キャプテンの発言が理解されやすくなりますよ。
一致団結という言葉がありますが、同じ意識(目標)を持っていなければ生まれることはありません。
野球は団体スポーツなので、チーム目標はまとまりのあるチーム作りに必須です。
それではまた。