(2022年4月13日更新)
こんにちは。とっしーです。
この記事は
少年野球の指導方法を知りたい人に向けて書いています。
「ピッチングを教えたいけど、何が正解かわからない。」
「野球未経験だけど、子供を見てあげたい。」
「効果的な教え方、練習方法を知りたい。」
上記の悩みを解決します。
僕の野球の経歴は
4歳から野球はじめる
4年生の試合に1年生キャッチャーを務める
6年生では4番キャッチャー・ピッチャー
中学時代
全国制覇経験のあるボーイズリーグに所属
主に1番・3番サード・ピッチャーでチームを引っ張る
高校時代
大阪府大会ベスト4 2回
ベスト8、ベスト16を経験
1年生秋からレギュラー獲得
1番セカンド・ショートで出場
独立リーグ 1年所属
主に3番ピッチャー、ショートで出場
投手ではマックス143kmを計測
と、野球経験は長く、全ポジションを経験してきたのでそれなりに信頼できるものだと思います。
本記事では
と、親御さんによく質問されるポイント3つを解説します。
少年野球の教え方のコツ3選
投球の指導方法には、youtubeなどでも色々な方法が紹介されています。
だからどれを実践すれば良いのかわかりづらいなんてこともありますよね。
特に、野球未経験のお父さんやお母さんは混乱していしまいます。
そんな悩みを解決します。
少年野球の投球指導は次のとおり
上記の3つを解説します。
上から投げるな
正しいオーバースローは、腕を上から振り下ろすことではありません。
結果的に上から投げているということが正解です。
投げる基本は、体の回転を使うこと。
腕は縦に振ることはできますが、胴体は横に回転することしかできません。
それでは、胴体の力が腕に伝わり切らないことになります。
ソフトバンクホークスの千賀滉大投手の写真を見てみましょう。

しかし、左肩から右肩にラインを引いてみると
そのラインの延長線付近に腕があります。
耳の横に肘をあげてきていない。
ということが確認できます。
「なるほど。じゃぁ横から投げれば良いのか!」
と、いうわけではありません。
横から投げようとすると、必ずひじが肩より低くなってしまいます。
だから、最低でもひじは肩の高さまで上げるようにしてください。
重要なのは、体の回転にあわせて腕を振る。
上から投げるなら、体を傾けるイメージが必要です。
(右腕を上げると、勝手に右肩は上がりますので、過度な意識は捨ててください。)
ポイントは、体の回転に腕がついてくること。
チェックするときは
↑これではダメ
になっていないか観察してあげてください。
手首を返さない
手首は、外側にそ軽くった状態をで投げるイメージが最適です。
手首を使うと次のようなデメリットが…
なぜこのようになってしまうのかを解説します。
球離れが早くなる
手首を返すと手のひらが下を向いてしまいます。
だから前でボールをリリースすると下に投げてしまいます。
すると、ボールを正しい高さで投げよう修整しようとするもの。
結果、はやくボールをリリースするしかないので、球離れが早くなってしまう。
「なんで早くリリースしたらダメなんですか?」
それは、体が早く開くことになるからです。
正しいフォームで投げなければ、肩や肘を痛めることになります。
「では、スナップを効かせるとはいうけど、どうしたら良いですか?」
ポイントは人差し指と中指です。
手首を使わずに、リリースの瞬間に【ボールを軽く握るイメージ】を持つと良いでしょう。
手首は自然と返ります。
だから返す意識は捨てた方がいいでしょう。
手投げのクセがつく
手投げとは、下半身や胴体をおろそかにして、腕の力で投げることをいいます。
手首を返す意識が強いと、腕ばかりに意識が集中して、うまく全身を使うことができません。
そうすると
と良いことがありません。
リリース時に指でボールをはじくだけのシンプルな動作になるので、コントロールがよくなります。
イメージは、タイミングよくボタンを押すイメージ。
リリースする時に、タイミング良く手首を返し、タイミング良くボールをはなす必要があるのでかなり難しいです。
ボールの回転を意識
いいボールを投げるには、回転数が必要です。
そこで、遊びながらできるボールの回転を上げる方法を紹介します。
ピン球を投げる
卓球に使うボール。実は野球でも使えるアイテムです。
その理由は
上記の3つの感覚が遊びながらに身につきます。
軟球や硬球だと、良し悪しが分かりにくいです。
ピン球であれば、投げた本人が目で見ることができるので、自分で感じることができます。
変化球の仕組みも身につくため、中学生になっても困りません。
100均でも販売してるので使ってみてください。
回転数の多いボールを投げることができれば、スピードが速くなくても5キロ〜10キロは体感速度で速く感じます。
ピッチャーをするなら、子供の頃から身につけていくことをオススメします。
投球を教える時の注意点
投げ過ぎは絶対に禁止しましょう。
子供は筋肉や、骨格がまだ発達していません。さらに投球フォームも未熟なこともあり、無理な投げ込みは野球人生を縮めることになります。
そこで、体の負担を少し軽くする投球練習をご紹介します。
超定番シャドーピッチング
タオルを持って投球フームをチェックする練習。
ピン球投げ
スピンの確認にちょうどいい。
ラグビーボール投げ
小さめのラビボールを使用。野球のボールより重さがあるので、自然と体感を使うようになる。
体の成長に合わせた投球練習をするようにしましょう。
このブログでは、打撃指導編も掲載しています。
一緒にご覧ください。
野球未経験のお父さんお母さんでも、お子様を見ることができる方法を記事にしていますので参考になればと思います。
それでは、また。