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少年野球の選手目線でいい指導者の特徴とは

(2022年4月15日更新)

こんにちは。とっしーです。
今日は、少年野球で指導する方向け

「子供にとってどんなコーチがいいか知りたい」
「自分の指導が適切なのか知りたい」
「いい選手を育成する方法を知りたい」

という悩みを解決します。

少年野球では私生活(人間性)の指導が大切

どっかで聞いたことがある気がするけど、それって本当ですか?
大半の人は勘違いしています。

少年野球のいい指導者の特徴とは

少年野球の指導でよくある勘違いは次の通り

  • 野球を通じて人間性を高める
  • 試合で勝てるチームを作る
  • こうして聞くと、いい指導者像が思い浮かびます。

    素晴らしい選手が育つ場合もありあすが、選手目線で見ると、本当に選手にとって楽しい野球ができているのでしょうか。

    選手の気持ちを最大限に活かした上で、指導していきましょう。

    少年野球では野球をおしえるべき

    子供たちがグラウンドに来る理由は

  • 野球が楽しい(好きだから)
  • 野球が上手くなりたい
  • 将来プロ野球選手になるため
  • 試合で活躍したい
  • こうした気持ちで練習にきます。

    はっきり言って、指導者が考える
    「人として」「大人になったら」のような生活態度の指導に興味がありません。

    だから、指導したとしてもあまり改善しないのが現実です。

    こういうことを言うと

    「スポーツに人間性は大切だ」
    「プロ野球は一握りしかなれない」
    「社会人になって困らないようにしてあげたい」
    「チームスポーツだからこそ思いやりが大切」
    「今できない人は大人になってもできない」

    と多くの指導者の声が聞こえてきそうですね。

    しかし選手が指導者に求めることは、上記を教えてもらうためではありません。

    「プロ野球選手になりたい!」と子供が言っているのに、応えようとする指導者って少なくないですか?

    極端な話、プロ野球選手になるためには

  • ホームランが打てる
  • 160kmのストレートが投げられる
  • 走攻守すべてがハイレベル
  • こうした能力が必要であり、選手は教えてもらうことを望んでいます。

    指導者が選手の目標に本気で向き合うことで、選手との関係は深まります。

    僕自身、野球で恩師と呼べる人をあげると

    「自分の意見を尊重してくれたコーチ、野球に対して向き合ってくれたコーチ」でした。

    人間性を高めることは大切です。

    少年野球においてどのように指導していくと効果的なのかをお伝えしますね。

    いい指導者は人間性について指導しない

    少年野球で人間性を高める方法は指導しないことです。

    「いやいやとっしーさん、指導しないなら放置するということなんですかー?」

    もちろん、放置すると言うことではありません。

    ではどうするのか。

    その方法は

  • 考えさせる
  • 自然とできるように工夫する
  • と言うことです。

    例えば少年野球あるあるでひとつ

    自分のバッグの周りが散らかっている選手にはどう指導しますか?

    「こんなの簡単ですよ。片づけなさいと指導します。」

    では、片づけなさいと言うことを禁止したらどうしますか?自然とできるようになる方法を探してみてください。

    見つかりましたか?

    ひとつ方法を挙げると

    道具を置くスペースを制限する

    が効果的です。

    1m四方の枠を書き(シートに枠を書いて広げる方法もある)、その中に自分の道具を置くというルールにすれば、子供たちはゲーム感覚で行います。

    多くの監督やコーチがこうした内容をミーティングで10分、20分と指導しています。

    それが1日ではなく何回も何回も…

    これでは指導者が怒鳴ることもあるかもしれませんね。

    選手も「またこんなことで叱られるのか」とやる気低下につながります。

    いい指導者は、人間性を指導することはありません。

    自然にできる方法を考えて、選手自身でできるように誘導します。

    結論、少年野球の指導者は野球を教えるべき

    子供たちがグラウンドに来る理由は

  • 野球が楽しい(好きだから)
  • 野球が上手くなりたい
  • 試合で活躍したい
  • 将来プロ野球選手になりたい
  • その夢を叶えていくことが指導者の鏡。

    あなたはチームの選手が「目標としているプロ野球選手」は誰なのか、何人に聞いたことがありますか?

    どんなバッティングができるようになりたい。
    どんなピッチングができるようになりたい。
    と、選手の理想の選手像を理解できていますか?

    「どんな選手になりたい?」と聞くだけで、選手とのコミュニケーションが激増するはずです。

    野球をやっているのはあくまでも選手。

    体格や特徴で、プレイスタイルを導くことは必要な場合もあるでしょう。

    ですが、大人の価値観でやらせる指導者もいるので気をつけてもらいたいと願っています。

    あなたが野球のコーチになった理由は、立派な大人に育てるためでしょうか?

    きっと、子供たちに野球の楽しさや、将来の夢を持ってほしいという気持ちからだと思います。

    野球を教える時間を少しでも確保できるように、脳に汗をかかせて方法を探してみてください。

    少しでも共感いただけると嬉しいです。
    僕の記事では少年野球の指導方法を分野ごとに解説しています。

    【打撃指導編】
    【投球指導編】
    【守備指導編】

    もぜひご覧ください。

    • この記事を書いた人

    tossy

    はじめまして、木村俊之と申します。 フリーランスのWebライターです。 簡単な自己紹介は下記のとおり。 元高校野球選手→独立リーグ選手 国産ディーラー営業3年  交通管理隊8年 現在、Webライター 営業時代は、下記の実績があります。 ・ネット新車販売 成約率68%  国産ディーラー歴代1位を獲得 ・ネット新車販売 販売台数  系列ディーラー 1位を獲得 また、Webライターとしては、下記の実績があります。 自動車雑紙ベストカー ・本誌での執筆 ・WEB記事を執筆 このブログは、 少年野球指導ノウハウ 人材育成ノウハウ マーケティングノウハウ などの情報を掲載しています。 少しでもあなたのお役立ち情報になれば幸いです。

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