(2022年4月14日更新)
こんにちは。とっしーです。
この記事は
少年野球の指導方法を知りたい人に向けて書いています。
「守備を教えたいけど、何が正解かわからない。」
「野球未経験だけど、子供を見てあげたい。」
「効果的な教え方、練習方法を知りたい。」
上記の悩みを解決します。
僕の野球の経歴は
4歳から野球はじめる
4年生の試合に1年生キャッチャーを務める
6年生では4番キャッチャー・ピッチャー
中学時代
全国制覇経験のあるボーイズリーグに所属
主に1番・3番サード・ピッチャーでチームを引っ張る
高校時代
大阪府大会ベスト4 2回
ベスト8、ベスト16を経験
1年生秋からレギュラー獲得
1番セカンド・ショートで出場
独立リーグ 1年所属
主に3番ピッチャー、ショートで出場
投手ではマックス143kmを計測
と、野球経験は長く、全ポジションを経験してきたのでそれなりに信頼できるものだと思います。
本記事では
と、親御さんによく質問されるポイント3つを解説します。
少年野球の教え方のコツ3選
守備の指導方法には、youtubeなどでも色々な方法が紹介されています。
だからどれを実践すれば良いのかわかりづらいなんてこともありますよね。
特に、野球未経験のお父さんやお母さんは混乱していしまいます。
そんな悩みを解決します。
少年野球の守備指導は次のとおり
上記の3つを解説します。
ゴロは右側でとる
ゴロ捕球は右側股関節の前がオススメです。
その理由は
この3つを解説します。
右足加重の姿勢がとれる
少年野球では、体の中心またはやや左側でボールを捕る指導が一般的です。
でも、守備が上手なプロ野球選手は右股関節前で捕球します。
例えば坂本勇人選手のこの写真をみてください。
ことがわかります。
この捕球方法にどんなメリットがあるかを解説します。
捕ってから”確実”に1ステップで投げられる
右足加重の捕球姿勢だと、確実に1ステップで投げることができます。
その理由は、体重移動にあります。
右足加重では、捕ってから左足に体重移動をします。
捕ってからステップするから確実に1ステップで投げられます。
他にもメリットが
速いプレーをするときも、精度の高い動きができるので心配ありません。
イレギュラーでも捕れる
イレギュラーを捕ることは難しいですよね。
なぜだか分かりますか?
その答えは、投げる動作に入ってしまっているからです。
右足加重で待つ=捕球に集中している
という状態です。
だから、守備におけるタメができて反応することができるわけです。
打撃で例えると、タメがなければ変化球に対応できない。これと同じです。
守備で覚えるポイントは
この2つです。
捕る、投げるを分ける
捕ってから投げるではなく
捕った。投げた。を意識するべき。
その理由は、右足加重をキープできないからです。
イチロー氏のバッティング理論
「投手より先に胸が相手に向いたら負け」
体の開きについて述べていますがこれに近いですね。
「捕るより先に左足に行ったら負け」
くらい思ってください。
はじめは、捕った・投げた。がぎこちなくなるかもしれません。
ですが、動きがつながれば守備の極意を習得したようなものです。
あまり知られていない
「基本中の基本」なので覚えておきましょう。
グラブは置いておく
はじめに守備の構えをみてください。
「腕だら〜ん。」
グラブを地面に置いたまま行動するイメージがベスト。
低いゴロの基本は
こんな感じです。
少年野球では、自分ががむしゃらに動いて、ボールがきたところにグラブを出す選手が多いです。
教え方としては、グラブを固定してボールがグラブに入るように動く練習をすること。
そうすると、バウンドを合わせる力がつき、難しい打球も対応することができるようになっていきます。
グラブが忙しい選手には効果的な練習方法です。
守備を教える時の注意点
ボールを怖がる理由を知っておきましょう。
ズバリ「ボールがどこにくるか分からないから。」です。
怖いと感じる瞬間は
この2つですね。
怖さの共通点は
「跳ねてくる位置がわからない。顔に当たりそうで怖い。」
という理由です。
では、どうやって克服するのかというと
上記の3つ効果的です。
昔は根性で止める!という方法もありました。
否定はしませんが、次のようなこともあるので注意が必要ですよね。
こうなってしまうと、野球ができなくなってしまうかもしれません。
だから、なぜボールが怖いのかを理解することで克服する方法も見えてきます。
「どのようにボールが跳ねてくるのか」が分かるようになれば恐怖心は和らぐもの。
根性論は、「試合で諦めない」「練習をサボらない」といった、自分弱さに打ち勝つ心。
くらいでとどめておきましょう。