その体臭、ストレス臭かも!?心理的影響を受ける事もある!

プチ知識

資生堂が新たな発見をしました





資生堂といえば化粧品や美容製品などが思い浮かびますが
20年以上にわたって香りの研究をしていて、なんと加齢臭を発見したのが資生堂なんです!
そんな研究熱心な資生堂さんが新たに発見したのが
【ストレス臭】というものです。

見つけるまでの道のり

資生堂アドバンストリサーチセンターの勝山雅子研究員の話によると、ストレス臭の発見は
「これは何のにおいだろう?」
というところから始まったようです。

体内の状態が肌に影響すると考えていた勝山研究員は
体の中を観察する方法を日々考えていました。その時に、皮膚ガスというものに注目しました。

皮膚ガスとは、体の状態によって皮膚から発生するガスの事で、身体的・生理的状態や生活環境などにより種類や発生量が変わってきます。そしてその一部は体臭として知られています。

血液採取などより簡単に生体情報を得ることができるため
皮膚ガスのサンプルを採取したものの、人それぞれでかなり違いがあり一定の特徴をつかむ事ができませんでした。
研究を進めていく中で、研究員がサンプルのにおいを嗅いで印象を書き留めていると
複数の研究員が同じ特徴的なにおいを感じ
みんな口を揃えて【ラーメンの上のネギ】と例えたのです。

研究中、そのにおいが強めの被験者がいたので話を聞くと
「白衣を着た人に電極をあてられたり、色々質問されて緊張していた」と話しました。その後も同じにおいのする人から話を聞くとみんな緊張という言葉が出てきたそうです。
そこで、対人的なストレスとの関係に気づいたのです。

においが引き起こす作用とは

さらに研究を進め、そのストレス臭の成分がジメチルトリスルフィドとアリルメルカプタンという硫黄化合物であることが判明し、この2成分をSTチオジメタンと名付けました。
STチオジメタンは体を動かしたりして汗をかいても発生せず、心理的な変化によって生じることを確認しているとのこと。

このにおいを感じることで緊張や不安、混乱などの心理的な影響を引き起こすケースもある

このSTチオジメタンに対しSTアンセンティッド技術と呼ばれる技術を使い
STハーモナージュ香料という香料でストレス臭を包みこんで目立たなくしました。

ストレス臭を打ち消す事で緊張を緩和できて、プレゼンや会議、面接など人前でも落ち着いて物事を良い方向に持っていけるようになるのではないでしょうか。
資生堂は、2019年春ごろにストレス臭をケアする製品を発売する予定だそうです。



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