こんにちは、とっしーです。
この記事は野球チーム選びに悩んでいる人向け
「少年野球チームの選び方がわからない。」
「体験ではどこを見ればいいんだろう。」
「親にかかる負担も知りたいな!」
という疑問に答えます。
正直な話、入団したあとに違うチームに変更することは可能です。
ですが、やっぱり同じチームで卒団を迎えたいですよね。
「入団したものの、思っているのと違った」
と、失敗しないようにみるべきポイントなどをまとめました。
本記事では
- 失敗しない少年野球チームの選び方5選
- 野球体験時に見るべき判断ポイント
- 少年野球における父母の役割ガイドブック
上記の3つを解説します。
記事の信頼性
僕の野球歴は30年ほど。
指導者歴は
野球教室 4年
少年野球コーチ 3年
教えた選手は300人を超えます。
少年軟式野球クラブチーム
中学軟式クラブチーム
ボーイズリーグ
SC21
独立リーグ
に所属経験もあり、現場での意見や指導者の考え方に数多くふれています。
それなりに信頼できる内容になっているかと思います。
失敗しない少年野球チームの選び方5選
野球チームにはチームごとに方針が異なります。
どこに入れるかで、お子さんの野球人生が大きく左右するといっても過言ではありません。
こんなことをいうと
「ますます選ぶのが難しくなった!」
という人もいるかもですね。
でも、安心してください。
野球チームの傾向を知るために
- チームの特徴
- メリット
- デメリット
をまとめました。
チームの傾向は以下が代表的
- 勝つための野球をするチーム
- 選手の将来を見据えたチーム
- 礼節中心のチーム
- 楽しさ中心のチーム
- 名門野球チーム
5チームの特徴を解説します。
勝つための野球をするチーム
チームの特徴
試合で勝つことに重点を置いているチームです。
特徴は、バントや走塁などを鍛える傾向にあります。
なぜなら、少年野球では守備が未熟だから得点するのにかなり効果的だからです。
確実なプレーを身につける感じですね。
メリット
- 試合で勝てる可能性が上がる
- 堅実なプレーを身につけられる
- バランスの良い選手に育つ
デメリット
- 型にハマったプレーを求められる
- 失敗すると叱責されやすい
- 自由なプレースタイルができないこともある
選手の将来を見据えたチーム
チームの特徴
子供のプレースタイルに合わせた指導に重点を置いているチーム。
ホームランを打ちたい選手の気持ちを尊重して鍛える傾向です。
選手が気づいたことを意欲的にトライできるのが特徴です。
まさに選手の野球人生を考えた指導方針ですね。
メリット
- のびのびプレーができる
- 個人技が身につけられる
- 特化型の選手が育つ
デメリット
- バントなど技術が育ちにくい
- 選手に合わないスタイルになることもある
- 試合ではそこまで勝てないかも
礼節中心のチーム
チームの特徴
野球をとおして礼節中心に教えるチーム。
父兄さん、指導者、グラウンド、道具に感謝する、すごく大切なことです。
チームによっては、ミーティングが長時間になりやすい傾向もあります。
野球の成長よりも、人間性を中心に考えた指導方針です。
メリット
- 団体行動が得意になる
- 基礎がしっかり身につく
- バランスの良い選手が育つ
デメリット
- ミーティングが長い
- 高い技術は身につきにくい
- 試合はあまり勝てないかも
楽しさ中心チーム
チームの特徴
勝ち負けや技術よりも、野球の楽しさを求めるチーム。
指導者と選手の目線が近く、友達感覚で運営されているところが多い。
メリット
- 野球が楽しめる
- 指導者が優しい
- のびのびとプレーができる
デメリット
- 礼節面が育ちにくい
- 試合で勝つことが難しい
- 上手くなりたい人には物足りない
名門野球チーム
チームの特徴
実績のある野球チーム。
周囲のレベルが高く、レギュラー争いが起こる。
指導者には実力のある野球経験者が多く高い技術を指導してもらえる。
メリット
- 試合で好成績を残せる
- 高い技術がつく
- 競争心が芽生える
デメリット
- 指導者が厳しい(デメリットではないかもです)
- 父兄に負担がある傾向あり
- レギュラーになれない可能性がある
チームの傾向5つのメリット、デメリットを紹介しました。
失敗しないように入団先を決めるには、チームカラーを知ることが必要です。
どのチームが良いと言うのはありませんが、こんなチームで野球をやりたい!とお子さんが思うチームがベスト。
- 名門野球チーム
- 勝つための野球をするチーム
個人の能力を伸ばしたいなら
- 選手の将来を見据えたチーム
- 名門野球チーム
楽しむ野球を求めるなら
- 選手の将来を見据えたチーム
- 楽しさ中心のチーム
野球の基礎を叩き込むなら
- 勝つための野球をするチーム
- 礼節中心のチーム
お子さんがどんなチームカラーに合うか見極められるように、周辺チームを調べて体験に足を運んでみてください。
野球体験時に見るべき判断ポイント3つ
体験に行ったけど、何を見ていいか分からない人も多いはず。
野球チームに入団したあと、
「こんなはずじゃなかった」とならないように、見るべきポイントを紹介します。
野球体験時に見るポイントは
- ポイント①:指導者の口調や感情
- ポイント②:親の参加率
- ポイント③:選手の声の大きさ
上記の3つでOKです。
野球のことが分からない人でも、十分な判断材料になるはずです。
ポイント①:指導者の口調や感情
親にとって、どんな指導者に預けるのかというのはすごく大切ですよね。
だから、指導者の口調や感情を見ることは大切です。
野球経験があるコーチ、監督が多いため高い熱意を感じるでしょう。
ときには、怒る場面もあるし口調が厳しくなることもあります。
そこが見るべきポイント
- 感情的であっても言葉選びは適切か
- むやみやたらに怒鳴っていないか
- 人格否定する発言がないか
上記の3つです。
指導者を見て不安に感じるチームは、子供にトラブルが起こるし、親の負担も大きくなります。
安心して預けるには、信頼できる指導者に預けたいですね。
ポイント②:親の参加率
練習で親の参加率を見ておくと次のことが予測できます。
- 親に当番がある
- 親の当番がない
上記の2つです。
参加率が高いからと言って、必ず当番があるわけではないです。
最近では、共働きで忙しいところも増えています。
野球=親の負担
という印象もあるかもしれません。
しかし、参加率が低いチームも存在します。
こうしたチームは親への負担が少ないように考えられている傾向があります。
こうしたところも判断のポイントにしたいですね。
ポイント③:選手の声の大きさ
声が出ていないチームはダラダラしているチームが多いです。
(※集中力を高めるために出していないところもある。)
見るべきポイントは
- 指導後の返事
- あいさつの声
- ミーティング時の返事やあいさつ
上記の3つです。
少年野球の選手は、練習中にプツリと集中力が切れることがあります。
そのため、常に声が出ているかというところは重要視しなくてOKです。
返事やあいさつを見ることで、指導者や父兄さんと選手の関係性を見ることができます。
返事やあいさつもできなければ、練習や試合でも声が出ないものですから、
チームの強さに関係なく、覇気のあるチームに入団させることをオススメします。
ちなみに体験のときは
持っている場合はグローブ持参
なければ
ジャージと帽子、お茶があればOKです。
とはいえ、1度確認する方がいいですね。
少年野球における父母の役割ガイドブック
野球チームに入れたけど、共働きだし活動できるか不安だ。
という人も多いはず。
チームによっては、親の負担が0に近いチームも存在します。
自宅での準備を含め紹介していきます。
自宅での支援
- 起床や準備、出発
- 送迎(距離やチームによる)
- 水筒やお弁当の準備
- ユニフォームの洗濯
- 背番号の縫い付け
練習での支援
- 練習
- お茶当番
- 炊き出し
- グラウンド作り支援
試合での支援
- 移動車の支援
- 審判支援
- お茶だし
- アナウンス
- スコアラー
などがあります。
チームによって、負担が大きさが異なります。
家庭環境にあわせて無理のないように考慮され、入団できるチームが増えているので体験時に確認してみましょう。
上記でいえば、練習と試合の時の負担がないチームもありますので。
とはいえ、僕はボーイズリーグの名門チームに入っていました。
当時は親への負担もかなり大きかったそうです。
3年間通い続けられたのは、いつも母が支援をしてくれたおかげです。
当時はなかなか気づくことはできませんでしたが、大人になった今でも当時の話で盛り上がります。
僕自身、大変だったはずの母に感謝していますし、より深い絆が構築されたのはいうまでもありません。
支援してもらった僕が言えることではありませんが、子供が感謝の気持ちを持つのは事後が多いです。
大変な支援はデメリットだけでなく、親子の関係が深まるメリットもある。
ということは知っていてもらえると嬉しいです。
このブログでは
少年野球の選手目線でいい指導者の特徴とは
で良い指導者の見極め方も解説しています。
一緒に読んでみてください。
それではまた。